愛は遺産を救う? [ハスラー90]
さて、ウチのブログでも何度か登場のS君。
今度はハスラー90を買いました。
初めて見せてくれた時も、それなりにキレイで状態も良さそうでした。
しかし、コダワリ屋さんのS君は不満気・・・・。
ペイントの剥がれ・ちょっとした錆・ちょっとしたオイル滲み・・・・・
再メッキにフレームペイント・バフがけ・・・・・
エンジンもついでにお色直し。
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クランクケースはシルバーでシリンダーはマッドブラック。
当然腰上はバラしました。
その時、見つけてしまいました!!
さらに・・・・・
ピストンピン部にもクラックが・・・・・。
正直ここまでは初めてです。
ということは、当然シリンダーも・・・・。
が!!画像どこか行っちゃいました・・・・。
まぁ、想像どおりです。
年式から考えれば無理もないんですが・・・
旧車乗りのカガミのS君。
幸いピストンは新品で在庫済み!!
・・・が、STDサイズ・・・・。
シリンダーはボーリングが必要なので、STDは使えませんからO/Sピストンを探します。
無しっ!!
何処にも無しっ!!
んんん・・・。
スリーブ製作ですね。
加工は内燃機の老舗”井上ボーリング”さん
さすがの仕上がりです。
2ストの場合、4ストの単純なスリーブと違い吸・排気ポートがあります。
その為加工代も4ストよりは高価になりますが、背に腹は代えられません・・・・。
思わぬところでだいぶ費用がかかり、当初予定していた前後リム&スポーク交換はできませんでしたが、
エンジン終わってたら、それどころではありませんので、
結果オーライだったんではないでしょうか!
っていうか、スポークとか今でも十分綺麗だと思うけど・・・・。
惜しみない愛情を注ぐことで、貴重な遺産を救ったS君。
これからも大事に乗り続けてね!!